使用鋼板は適正ですか?
鋼板とひとくぐりにされがちですが、その種類は黒・酸洗・磨・ボンデ・亜鉛鉄板・ZAMなど様々な種類に分かれております。
用途はメッキ用・塗装用・耐食性・摩耗性・耐熱性など多種多様分かれておりますが、多種類が故に理解されづらく~図面に書かれているから~コストが安いから~などの理由で不適正の鋼板が使われている事を、しばしば見かけます。
適正鋼板のメリット!
適正鋼板を使うことにより、様々なメリットを生み出す事が可能になります。
例) ボンデに塗装をしているけど耐食性に不安がある。 アロイ鋼板を使う事によりボンデの何倍ものメッキ付着量も持ち、塗装用鋼板としての特性も維持しつつ耐食性を向上できます。
例) 単純に溶接・作業工程を減らしたい。 長尺があるのは黒皮だけではありません。ボンデ・304 2B HLも6mの母材がありベンダーもございます。
他にもロールではできない小径(50φ以下)ロールも、曲げ加工で対応する事が可能であり、パイプバンドなどに生かされています。
曲げ加工例写真
4m〜6mの物も曲げ加工出来ます! 折り曲げRについて外で板厚の1.5〜1.8倍くらいです。厚みにもよります。R曲げは10R、15R、20Rは型を持っていますので大丈夫です。
その他、5R、12R等型を持っていないものも併せ板で曲げることでご対応させていただいております。
ZAM鋼板の加工メリット
弊社では今まで加工が難しかったZAM鋼板の加工に積極的に取り組んでおります。ZAM鋼板をレーザーや曲げで使うことにより、他のメッキ鋼板に比べめっき層が硬く、平滑である為プレス加工性を上げる事もできますし、保護被膜が端面耐食性を飛躍的に向上させる事を可能にします。
私共の会社では、お客様の様々なお悩みにあわせたソリューションサービスを提供しています。是非材料の種類・加工方法といった根っこ部分からご相談下さい。
ZAM材の加工も行っております。 お問い合わせはこちら